ボクサーとしてもトレーナーとしてもインファイター。「懐に入る」スタイルで、心の距離も縮める。 〜ZEAL金田淳一朗さん〜
2026.06.03
2026.06.03
ボクシングフィットネスジム「ZEAL(ジール)」でトレーナーを務める金田淳一朗トレーナー。かつて具志堅用高さんに才能を見出され、東京でプロボクサーとして活躍。現在、福岡を拠点にトレーナーの育成や、全店舗で導入されるトレーニングメニューの考案にも携わっています。
自身の最大の武器は「懐(ふところ)に入る」コミュニケーション能力と、趣味と仕事の境界線がないほどの「探求心」と語ります。 涙の初日から始まったボクシング人生、恩師との出会い、そしてZEALのトレーニングを進化させ続けるその情熱に迫りました。
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金田トレーナーとボクシングの出会いは、中学2年生の夏休みでした。当時は、体が小さく、自分にできるスポーツは限られていると感じ、何かに打ち込むことを諦めかけていました。
ボクシングに興味を持ったきっかけは、父が録画して見せてくれた深夜の日本タイトルマッチのビデオでした。
「ボクシングというスポーツがあることも知らなかったのですが、父親に『これ、お前と同じ体重(階級)だぞ』と言われ、画面の中で戦う選手たちの姿に釘付けになりました。この小さな体でも、対等に戦えるスポーツがあるんだと、初めて興味を持った瞬間でした」
ただ、地元・大分では当時、ボクシングジムはほとんどありませんでした。しかし夏休みの初日、運命的な出来事が起こります。金田トレーナーの自宅の前に、偶然にもボクシングジムの「練習生募集」のポスターが貼られていたのです。
「これは運命だ」と直感した金田トレーナーは、迷わずその足でジムの門を叩きました。ワクワクと胸を高鳴らせてジムを訪れましたが、「初日は泣いて帰ってきた」そうです。
「昭和の時代だったからか、すぐグローブを渡されて『さぁ打って来い!』と。最初からハードでお腹がめちゃくちゃ苦しくなって、その日は泣きながら家に帰りました(笑)」
普通ならそこで挫折してしまいそうですが、金田トレーナーの胸の内には「殴られた相手を、もう一度殴り返したい」という強い思いが湧いてきました。
「両親に『ボクシングをやりたい』と話したら、『どうせすぐに辞めるだろう』という軽い気持ちで入会をOKしてくれました。そのあと、初日にボディを打ったコーチには『闘争心を感じなかったから、ケガをする前に辞めさせてあげようと思った』と言われ、まさか僕がボクシングを続けるとは思わなかったようです」
こうしてスタートした金田トレーナーのボクシング人生。この頃から「負けず嫌い」の炎は、静かに、しかし熱く燃え上がっていました。
ジムに通い始めた金田トレーナーでしたが、それ以降の道のりは決して平坦ではありませんでした。中学時代に出場したイベント形式の試合を含め、なんとデビューから5連敗。全く勝てない日々が続き、「もう辞めようか」と心が折れかけていました。
そんな時、試合会場にゲストとして訪れていたのが、あの具志堅用高さんでした。
「試合には負けたのですが、具志堅さんが声をかけてくださったんです。『ファイティングスピリット(闘争心)がいい。手数を今の2倍出せば勝てるよ』とおっしゃってくれて。憧れの人からのアドバイスに、『自分はまだいけるのかもしれない』と震えるほど感動しました」
具志堅さんは、技術よりも、金田トレーナーの「攻める姿勢」を評価してくれました。その言葉を信じ、ゴングが鳴った瞬間から最後までラッシュをかけ続けるという、自らのスタイルを確立していきます。すると、それまでの連敗が嘘だったかのように勝ち星を重ね、負けなしの選手へと変貌を遂げていったのです。
高校卒業後、その活躍が認められ、具志堅さんから正式にスカウトを受けて上京し、20歳の時にプロへ転向。その後も「インファイター」スタイルで連勝を重ね、30歳で引退するまでの約10年間、28試合という激闘の日々を戦い抜きました。
引退後は、東京でのトレーナー経験を経て、知り合いのいない福岡へ単身移住します。当初は、ZEALのある薬院大通エリアで、自身でパーソナルジムを開業する計画を立てていました。
「物件の近くにZEALがあったので、毎日前を通るたびに『ここはライバル店になるな』と意識していました。ところが、開業直前になって共同事業者が事情によりいなくなってしまい、計画が白紙に戻ってしまったんです。仕事がなくなり、途方に暮れましたね……」
絶体絶命のピンチ。そこで金田トレーナーがとった行動は、「ライバル店」と意識していたZEALに連絡することでした。
「代表の渡會(わたらい)さんと話す機会をもらい、事情をすべてお伝えしたところ、『それなら、うちで働きませんか?』と誘ってくれたのです。履歴書をまとめて、また後日会ってもらおうと思ったら、『採用です』とその場で言われて。あっという間に決まりました」
その場で即採用。自身がジムを出そうとしていた場所のすぐ近くにZEALがあったこと、そして渡會代表との出会いを、「自分の人生は運が良い」と、ポジティブに語る金田トレーナー。
現在は、福岡で会員様の指導にあたる傍ら、スタッフの育成や、ZEAL全店で導入されるトレーニングメニューの考案という重要な役割を担っています。
金田トレーナーにとって、トレーニングを考えることは仕事であり、同時に最大の「趣味」でもあります。
「休みの日に何をしているかと聞かれたら、迷わず『トレーニングメニューを作っている』と答えます。SNSや動画サイトなどで、相撲などのさまざまなスポーツの動画を見て、おもしろそうな動きがあれば自分で試しています。『これはいける』と思ったものをメニューに組み込んでいくんです」
考案したメニューやアイデアは、全国のZEALトレーナーに共有され、日々プログラムがアップデートされています。創業時のメンバーが作った基本を守りつつも、金田トレーナーの新しい視点が加わることで、ZEALのフィットネスは進化を続けています。
「仕事とプライベートの境界線がないと言われますが、私にとってはそれが自然なんです。自分が試して良いと思ったものを会員様に提供できる、それが何よりのやりがいです」
金田トレーナーは、トレーナーとしての自身の魅力を「懐に入るのがうまいこと」、と話します。
「現役時代のボクシングスタイルが、相手との距離を一気に詰める接近戦(インファイト)だったのですが、それは対人関係にも通じていると感じています。相手に警戒心を与えず、自然に心の距離を縮めることが得意なんです」
その言葉通り、会員様のやる気を引き出したエピソードを語ってくれました。
「以前、あるパーソナルジムで働いていたとき、担当トレーナーの代打として1日だけセッションを担当した会員様がいました。たった1回担当しただけなのに『金田さんいいね』と言ってくださって、それ以来、僕が店舗を異動するたびに足を運んでくださって、今はZEALにも入会してくれました。8年以上も通い続けてくれています」
また、英語レッスンとトレーニングを組み合わせた「Englishfight(英語コース)」を目的にZEALに入会した会員様がいました。運動には全く興味がないという会員様でしたが、金田トレーナーは無理に運動をすすめるのではなく、その会員様が年上であることに気づき、自然な会話で距離を詰めていきました。。
「『具志堅用高さんって知っていますか? ただのおもしいおじさんではなく、実はすごいボクサーなんですよ』と、現役時代の動画をお見せしたんです。すると『へえ、すごい人なんだね』と興味を持ってくださって。『ちょっとこの動き、マネしてみませんか?』とジャブを打ってもらうと、『おもしろいかも!』と目の色が変わったんです」
当初は運動嫌いだった会員様ですが、今ではほぼ毎日ジムに通うほどのボクシング好きに。さらに、グループレッスンにも参加するようになり、今では「(大勢のほうが楽しいから)参加者が一人だけならキャンセルするよ」と言うほど、レッスンを明るくしてくれるムードメーカーになっています。
「相手が何を求めているのか、どうすれば心を開いてくれるのか。ボクシングで培った『相手を観察し、距離を詰める』技術が、今の指導にすべて生きています。もし私がアウトボクサー(距離を取るスタイル)だったら、もっと違う指導スタイルになっていたかもしれませんね」
プロボクサーとして一度引退した後に、トレーナーとして第二の人生を歩み、ZEALの進化を支えている金田トレーナー。運動初心者の方に向けて、こんなエールを送ってくれました。
「経験がないから、運動が苦手だからと不安に思う必要はありません。むしろ、色がついていない真っ白な状態の方のほうが、自分の努力次第でどんな色にも変わっていけます。自信がなくても大丈夫。私たちが、あなたのペースに合わせてサポートします」
まずは無料体験へ!!
未経験の方でも、運動が苦手な方でも、金田トレーナーをはじめとするZEALトレーナーたちが、一人ひとりに合った楽しみ方を引き出します。ZEALは、誰もが前向きな変化と成長を感じられる場所です。
まずは無料体験で、ボクシングフィットネスの楽しさと、ZEALの温かい雰囲気を体感してみてください。新しい自分に出会うきっかけが、きっとここにあります。
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日々の忙しさや変化の多い暮らしの中で、
身体だけではなく心も軽くなるような体験を。
リズムに合わせて動き、1発ずつミットに打ち込む達成感が魅力。「運動しなきゃ」ではなく「また行きたい」に変わる時間で、日々のモヤモヤをリセットしながら、自然と続けやすい習慣づくりをサポートします。
パンチやステップは、体幹・肩まわり・脚・呼吸を同時に使う全身運動です。姿勢の安定や引き締め、代謝アップを狙いながら、日常動作もスムーズになる“動けるカラダ”へと導きます。
ボクシングフィットネスは運動強度「METs12.8」とされ、同じ時間ならランニングの約2倍※のカロリー消費が期待できます。効率よく脂肪を燃やしながら、メリハリのあるボディラインづくりを目指します。
※国立健康・栄養研究所が公開しているMETs値(運動強度の指標)
Reserve
ボクシングが初めての方でも安心して始められるボクシングフィットネスです。楽しみながらしっかり動ける環境をご用意しています。まずは体験から、気軽にお試しください。