創業からの急拡大を見てきた自分だからこそ。自身の経験を仲間に還元し「ZEALらしさ」を守りたい 〜ZEAL 沼田勇斗さん〜
2026.07.21
2026.07.21
ZEAL BOXING FITNESS1号店の開業と同じ時期に参画し、以来3年間、全国の現場を見続けてきた沼田勇斗(ぬまた ゆうと)さん。現在は本部の部長職として全国のトレーナーの育成・マネジメントを担いながら、自らも現場に立ち続けています。
なぜ沼田さんはトレーナーの道を選んだのか。60店舗以上への急成長の渦中にあっても、守り続けてきたものとは何か。創業期から現場を知る一人として、ZEALが大切にしてきた文化とその正体を語っていただきました。
Index
人生初のアルバイトは、父親の知り合いの息子が営むラーメン屋でした。
当時の沼田さんは、料理人を夢見ていました。板前として修行の道を目指していましたが、その夢は叶わず、進路を模索していたその頃、ラーメン屋で出会った先輩が、人生の方向を変えました。
「その先輩がとにかくトレーニング大好きで。一緒にやるようになったら、めちゃくちゃ面白くて。そこから自分もどんどんはまっていきました」
先輩は沼田さんにとって、本気でリスペクトできる人物でした。だからこそ、その言葉が刺さりました。「トレーニングやってるんだから、トレーナーやってみたら」——それが、キャリアの起点になりました。
調べてみると、スポーツトレーナーの専門学校がありました。偶然にも知人がその学校に通っており、縁がつながって入学がスムーズに決まりました。茨城から上京し、専門学校の2年間が始まりました。
専門学校では、体の構造やコンディショニングの基礎を徹底的に学びました。
「人を見たら、この人ここが硬いんだなとか、ここのバランスが崩れてるんだなとか、わかるようになる。そういう基礎は専門学校の2年間で詰め込みました」
コンディショニングとは、筋力トレーニングや運動を行う前に、体の機能を整える準備の時間です。ZEALのレッスンでも、ボクシングに入る前にこの時間を設けています。「まず土台を作ってから、負荷をかける」——この考え方は、沼田さんが専門学校で学んだ哲学がそのまま息づいています。
在学中から、パーソナルジムでアルバイトを始めました。最初に入ったのは西麻布の完全指名制のジム。モデルや経営者が多く通う場所でしたが、最初は待っても待っても指名が入りませんでした。待機時間は一切収入にならない厳しい状況に、沼田さんは頭を抱えました。
「どうしたら指名がとれるか、いろんなトレーナーのレッスンを見まくりました。気づいたのは、まず人として気に入られないとダメだということ」
技術よりも先に、人間関係があります。体験に来てくださった一人ひとりに、全力で向き合おうと決め、一人ひとりが何を求めているかを徹底的に考えるようにしました。やがて年上の会員様から強く支持されるようになり、指名が安定していきました。
その後もスポーツクラブでのインストラクター業を掛け持ちしながら、1日2〜3時間の睡眠で動き続けました。学費の元を取るという一心で、選択できる単位はすべて取り切りました。専門学校卒業後は別のパーソナルジムに入り、神宮前に新店舗を立ち上げる経験も積みました。
現場の実感を大切にしながら働ける環境を求めて、沼田さんは独立して出張パーソナルトレーニングで起業しようと動き始めていました。そんな矢先に出会ったのが、ZEALの代表を務める渡會(わたらい)でした。
転機は、知人を通じた一本の紹介でした。
当時のZEALは、まだ1店舗も構えていない立ち上げ期。「話だけでも聞いてみれば」と勧められ、渡會に会いに行きました。半信半疑のまま、少しかまえた態度で話を聞き始めました。
「話を聞いてたら、もうどんどん面白くなってきて」
渡會が語ったのは、パーソナルジムにボクシングとITを掛け合わせるという構想でした。IoT(モノのインターネット)技術を活用したサンドバッグや専用アプリと連携させることで、トレーニングをもっと面白くする——当時としては前例のないアイデアでした。
「人の体ってITと繋げるのは難しいと思ってたんです。でも、できるかもしれないという話を聞いて、めちゃくちゃ面白いなと。やってみたいって思いました」
独立の計画を一旦保留し、ZEALへの入社を決めました。ちょうどそのタイミング、1号店の立ち上げに伴う社内の動きがあり、空いたポジションを引き継ぐ形でZEALへの参画が決まりました。
2023年6月6日、福岡・薬院大通にZEAL BOXING FITNESS1号店がオープン。沼田さんはちょうどそのタイミングでZEALに加わり、創業期のメンバーとして歩み始めました。
あれから3年。ZEALの店舗数は60を超えました。
「一番大きく変わったと感じるのは、トレーナーから管理職になって、楽しいだけじゃダメだということに気づいたことですね」
現在の沼田さんは、現場でのレッスンに加え、トレーナーの育成・マネジメント、店舗の数字をつくる役割も担っています。
「みんなの人生をちょっと背負ってるんです。だから、楽しいだけじゃ全然足りない」
急成長する中でも、変わらなかったことがあります。それは「現場に出続ける」ことです。
「店舗ビジネスって、現場から生まれるものだと思ってるんです。お客様の反応とか、トレーナーが何を感じているかを知っていないと、判断がずれてくる。パソコンの前でカチカチするだけでは、本当のことはわからない」
渡會も、今もトレーナーとして現場に立ち続けています。その姿が、沼田さんにとっての確信になっています。
「社長がちゃんと現場に行って、トレーナーと話してる。それがZEALが伸び続ける理由のひとつだと思ってる。ボスじゃなくて、リーダーなんですよ、渡會さんは」
“現場に出続ける”それは、ZEALが創業期から大切にしてきた姿勢です。トップが現場を知っているから、判断がぶれません。その背中を見て、全国のトレーナーも育っていきます。創業期からその現場を見てきた沼田さんだからこそ、この文化を次の世代へ手渡せます。
ZEALのトレーナーたちに、沼田さんが繰り返し伝えていることがあります。
「お客様の満足度が高いトレーナーが、いいトレーナーです。知識の量はもちろん大事。でも、まずお客様に喜んでもらえること。それが最初だと思う」
かつて一緒に働いたトレーナーで、指名数も売上も断トツだった人物がいました。知識は決して豊富ではありませんでした。それでも、お客様への接し方が際立っていました。来店時の丁寧な出迎えから、帰り際の見送りまで、一つひとつのふるまいが丁寧でした。出勤前にペットボトル水を用意し、ラベルを剥がしてお客様に手渡していたという話を聞いて、沼田さん自身もすぐに取り入れました。
「技術が高くても、人として好かれないと続かない。その人を見て、ホスピタリティが一番大事だと気づきました」
指導の中で特に意識しているのは、「なぜこのトレーニングをするのか」を必ず伝えることです。どれほど専門的な内容でも、3歳児でも分かるくらいかみ砕いて説明するよう、自分自身でも心がけ、トレーナーたちにも伝え続けています。
「ただやらされる運動と、理由を分かってやる運動は全然違う。自分の体の状態を理解した上でやるのとやらないのでは、結果も楽しさも変わってくる。やりたいと思える運動が、続く運動なんです」
ZEALがコンディショニングを大切にする理由も、この考え方と繋がっています。体を整えてから動かす。その順序がZEALのレッスン全体に貫かれているのは、沼田さんがこの哲学を全国のトレーナーに伝え続けているからでもあります。
ZEALには毎朝、全国のトレーナーがオンラインで集まる朝礼があります。その場もそのひとつです。店舗数が増えるほどトレーナー同士がばらばらになりやすい中、互いを知り、チームとしての意識を育てる機会として機能しています。
「全社会議でMVPに選ばれた人に、顔と名前を知ってるだけで話しかけに行けるようになる。それだけでZEALとしての一体感が変わる」
お客様が受けるレッスンの質は、こうした日々の積み重ねによって支えられています。
「来たら、絶対元気になれる。それがZEALだと思います」
仕事で落ち込んでいても、何かで悩んでいても——ZEALから帰るとき、下を向いているお客様を見たことがない、と沼田さんは言います。
「トレーナーとお客様の関係って、不思議なんですよね。友達でも、家族でも、先生と生徒でもない。でも週1で必ず会って、一緒に汗をかいて、話す。そういう関係って、なかなかないじゃないですか」
週3回通っている会員様であれば、家族よりも多く顔を合わせることになります。その積み重ねが、信頼になり、継続につながります。ストレスを発散したい日も、体を変えたい日も、誰かに話を聞いてほしい日も——何のきっかけでも構いません。
「ZEALは、来た人が必ず元気になって帰れる場所であり続けたいと思っています」
沼田さんの座右の銘は、「雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)」です。
雨粒はとても小さいです。でも、同じ場所に落ち続けることで、やがて固い石に穴を開けます。洞窟の鍾乳石も、そうやって何千年もかけて形作られました——大きな変化は、小さな積み重ねからしか生まれない、という意味です。
「1日10分でいい。トレーニングの動画を見てインプットするだけでいい。それが1週間で70分、1ヶ月で280分になる。続けることが、一番強いと思う」
健康な体も、ある日突然手に入るものではありません。1号店から3年間、現場に出続けながら60店舗以上の成長を支えてきた沼田さん自身の歩みもまた、この言葉の体現です。
まずは無料体験へ!!
沼田さんが語ったように、ZEALは来るたびに必ず元気になれる場所です。小さな一歩でいい。まずは無料体験で、ボクシングと向き合う爽快感を体感してみてください。手ぶらでOK。必要なのは、一歩踏み出す勇気だけです。
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